薬剤師の仕事をしながら副業をするのにおすすめの職業と注意点をご紹介します。

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薬剤師の副業はこれ!人気の副業と気をつけるべき注意点

2021年1月29日更新

見上げる薬剤師

トピックス

  • 公務員薬剤師と管理薬剤師の副業は法律で禁止されている
  • 副業なら薬学の知識を活かせる「医療ライター」や「海外論文の翻訳」が高単価
  • 副業で20万円以上収入を得たら確定申告が必須

 正社員のほか、パートや派遣などさまざまな働き方が選べる薬剤師の仕事。現役薬剤師のなかにも、空いた時間を使って副業をしている人は少なくありません。

 しかし、本業の勤務先の就業規則によっては、いくら時間に余裕があっても副業が認められないケースがあります。今回は副業をするための条件や人気の職種など、「副業を検討する際に知っておきたいこと」をご紹介します。

薬剤師でも副業はできる?

 パートや派遣など、正社員以外の雇用形態で働いている場合、副業をするかしないかは自身の判断に任されています。正社員の場合も、会社の就業規則に準じて手続きを踏んだうえで、本業に支障をきたさないように働けるのであれば問題視されないケースが多いようです。

しかし、絶対に副業が認められないケースが2つあります。

 ひとつは「公務員薬剤師として働いている場合」です。薬剤師に限らず、公務員は国家公務員法あるいは地方公務員法によって副業が禁じられています。もうひとつは薬局を統括する「管理薬剤師の場合」で、こちらも医薬品医療機器等法(薬機法)の規定で薬事に関する兼業が許されていません。無許可で副業を行った場合には懲戒処分を受けることもあるので、副業を始める前には自分が副業をしても問題ない立場にあるのかしっかり確認しましょう。

薬剤師に人気の副業とそのメリット

ドラッグストア

 ドラッグストアは遅くまで営業している店舗が多いため、メインの勤務先で働いた後でもシフトに入りやすいのがメリットです。勤務時間や休みの相談もしやすいので、ダブルワークに向いているでしょう。ただ、接客や商品の陳列など体力を使う業務が多いので、本業に支障が出ないようスケジュールを調整する必要があるでしょう。

医療ライター

 薬学の専門知識を活かしてコラムを執筆する医療ライターの仕事は、空いた時間に自宅で働ける柔軟性の高さが魅力です。専門資格を持つメディカルライターの需要は非常に高いため、文字量の少ない原稿でも高収入が期待できます。英語が得意なら、海外の医学書や論文を翻訳する仕事もおすすめです。

治験

 発売前の新薬の安全性を確かめる「治験」は薬学の発展に貢献できる副業です。週1回の通院で参加できるものもあれば、数日から1ヶ月程度の入院が必要なものもあります。本業の勤務を調整してまとまった時間が取れる場合は、治験モニターに応募してもいいでしょう。

 ここで挙げた仕事とは関係のない、アクセサリー作家やアフィリエイトといった「自分の趣味」で稼ぐ方法もあります。しかし、薬学とまったく関係ないものよりは経験や知識を活かせるもののほうがニーズもあり、労働単価も高くなりやすいのが実情です。効率よく収入を得るために、副業する場合には内容も検討しましょう。

単発・高時給の派遣業務

 薬剤師の人手が不足している現場では、労働力として単発の派遣を受け入れている薬局も少なくありません。実際に主婦の薬剤師やママ薬剤師のなかには、家事や育児の合間に単発の派遣で働いている人もいます。

 しかし、単発・日雇いでの派遣労働は2012年10月から原則的に禁止されているため、日雇いで働くには「60歳以上」「雇用保険の適用を受けない学生」「本業の年収が500万円以上」「主たる生計者でなく世帯年収が500万以上」のうち、最低1つの条件を満たさなければなりません。こうした条件に当てはまる人にとっては、単発の派遣業務は副業としても働きやすい形態となるでしょう。

副業をするうえでの注意点

 副業でのトラブルを避けるには、会社の就業規則に従い必要な申請を確実に済ませることが大切です。申請すれば副業が許される会社でも、本業と競合する業務や公序良俗に反する仕事は副業として認められないケースがあるので注意しましょう。

 また、副業による所得が20万円以上の場合や、副業をしている会社から給与所得を得ている場合は、正社員でも確定申告が必要です。労働基準法には労働時間が週40時間を超えると通常賃金の2割5分以上の割増賃金が発生するという規定があるため、週の労働時間に注意しないと、副業による所得が20万円を上回ってしまうケースもあります。

確定申告をスムーズに済ませるには、副業で働いた時間や収入を正確に把握することが大切です。確定申告を忘れると、延滞税や無申告加算税などのペナルティが科されることもあるので、副業で出入りしたお金の額は日頃からしっかり管理しておきましょう。

副業で視野を広げよう

 近年では、社員の副業を推奨することで多角的な視点を育もうとする企業も、なかにはあります。収入源を複数持つことがスタンダードになりつつある社会にあって、自分の専門性を活かした副業を検討してみてはいかがでしょうか。

 株式会社ファーマリンクでは、実際に副業の経験があるキャリアカウンセラーが、派遣、単発派遣など幅広い求人情報から希望にあった求人をご紹介いたします。副業に関するお悩みはファーマリンクにご相談ください。

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監修者のご紹介

星野 匡宣(薬剤師)

1998年、昭和薬科大学卒。多摩大学大学院にてMBA取得。
調剤薬局チェーンにてマネージャーを経験後、2009年にファーマリンクに入社。現在は、2023年にファーマリンクと合併したブラン・ド・ブランの執行役員。キャリアカウンセラーとしても活躍中。

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