薬剤師の転職で失敗しないために転職先の選び方やありがちな後悔を紹介します。

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薬剤師の転職で失敗しないために知っておきたいこと

2021年2月4日更新

トピックス

  • 薬学に関係がある仕事でも、職種によって求められるスキルには違いがある
  • 給与を比較するときは、基本給だけでなく各種手当と支給条件もチェックすべき
  • 転職エージェントに登録すれば、一般的には公開されない求人情報を入手できることも

 転職を考えるときは「家庭と仕事を両立したい」「実績になる仕事をしてキャリアアップを目指したい」などいくつかの動機があることでしょう。転職後のビジョンが明確ならいいのですが、「今の仕事が嫌になった」「今よりいい待遇で働けるならどこでもいい」というような考え方でいると、転職先とのミスマッチを招きやすくなります。「薬剤師の転職でありがちな失敗」を教訓に、転職先の選び方をじっくり考えていきましょう。

薬剤師の転職の失敗って?

 薬剤師はこれまでは他の職種よりも比較的働く場所や時間を選びやすい仕事でした。しかし、職場を転々としていると「仕事が長く続かない人物」という悪いイメージがつき、転職歴が求職活動に不利に働くこともあります。待遇や労働環境が今と同じかそれ以下の職場に転職するくらいなら、今の職場で地道にキャリアアップを目指すほうがキャリアにとってはプラスになるでしょう。

 今の職場と転職先のどちらが自分に合っているかを見極めるには、求人広告を鵜呑みにするのではなく、エリア内の評判や実際の職場の様子から情報を収集することが大切です。

転職でありがちな失敗事例

失敗1:トータルで給料の手取り額が下がってしまう

 転職の際は「基本給何万円以上」などの条件で絞ってからその他の条件を詳しく見ていくことが多いでしょう。しかし基本給が高くて手当のない会社より、基本給が低くても手当が充実している会社のほうが、トータルの手取り額が多くなる場合もあります。

 具体的にチェックしたいのは、残業手当と住宅手当の金額。家庭を持っている人は家族手当もチェックしましょう。これらの手当の有無で、手取りの収入は月額数万円程度変わります。また、営業職などでインセンティブがある場合は、求人広告だけで実際の手取り額を想像しにくいのが難点です。現職よりも手取り額が少なくなることがないように、自分の到達レベルが低かった場合の給与も確認しておくと後悔のない転職ができるでしょう。

失敗2:似ている仕事だと思ったら全然違った

 薬学の知識を活かして働ける職場には、薬局や病院の医療機関のほかにも製薬会社や化粧品会社などの一般企業があります。「薬学知識を活かせるならどこでも同じだろう」と思っても、働く環境が変わればルールやレギュレーションはまるで違いますし、MRなどの営業職に転職する場合は売り上げなどの数字も求められます。自分の能力や適性に見合った転職先を選ばないと、転職後にストレスを感じてしまうでしょう。

体験談3:企業の雰囲気に馴染めない

 求人サイトや役員面接で紹介された社風と、現場の雰囲気は必ずしも一致しません。実際に所属してから「体育会系のノリがツライ」「人間関係に溶け込めない」などで悩んだ経験がある人も少なくないのではないでしょうか。

 転職先に知り合いがいれば体験談を聞くことができますが、そうでない場合は面接の際にオフィスや仕事現場を見せてもらうようにすると、働くイメージがつかめることがあります。「職場の様子を見せてもらうのは気が引ける」という場合は、転職エージェントを利用して客観的なデータを集めてもいいでしょう。

薬剤師の転職で失敗しないために

 一般的に、転職で失敗しないためには「何のために転職するのか(年収アップ、就業環境の改善など)」をまず自分の中ではっきりとさせた上で、以下の4つを抑えておくことが大切です。


  1. 1:自分のスキルやキャリア、市場価値を正確に把握する
  2. 2:自分に適した働き方を考え、時間外労働や各種手当などの労働条件を比較する
  3. 3:ライフステージに合った転職先を考える
  4. 4:客観的な情報や転職のプロのアドバイスも参考にする

 以下では、それぞれについて詳しく解説していきます。

転職ノウハウ1:自分のスキルやキャリア、市場価値を正確に把握する

 「今より高待遇」「駅チカで通いやすい」「キャリアアップがスムーズ」など、理想的な条件が揃う求人には、それだけ多くの応募が集まります。競争率の高い職場の内定を勝ち取るためには、自分のスキルやキャリアを客観的に整理し、面接などの機会でしっかりアピールすることが重要です。

 まずは自分が持っている資格(各種認定薬剤師、スポーツファーマシストなど)や得意とする業務を紙に書き出してみましょう。キャリアの面では過去に経験した職場や、任された仕事、管理薬剤師の経験がある方は部下の人数などをリストアップできると転職活動でのアピールポイントになります。コミュニケーションスキルに自信があるという方は、患者への声掛けで心掛けている点やスタッフの働きやすさ向上のために取り組んだことなど、具体的なエピソードを語れるようにしておくと良いでしょう。

 スキルとキャリアの棚卸について、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

https://www.k-pharmalink.co.jp/contents/knowhow/know/

転職ノウハウ2:自分に適した働き方を考える

 スキルの棚卸で「過去」や「現在」の自分を客観的に分析できたら、次は「将来」の働き方について考えてみましょう。「結婚するので家庭も大切にしたい」「将来は独立開業したい」など理想とする働き方がきっとあるはずです。その理想を実現するために、今の自分にはどのような経験が必要かを踏まえて転職先を選びましょう。

 かかりつけ薬局、健康サポート薬局なら、今後需要が高まる「在宅訪問」の業務に関わることができます。独立開業を目指すなら、認定薬剤師などの資格を取って自己研鑽に励むほか、オープニングスタッフの求人に応募して、開業までの流れをひと通り経験しておくと良いでしょう。

 もし、なりたい自分をイメージしたとき、趣味や家庭も大切にしたいと思うなら、正社員以外の働き方(パート・アルバイト、紹介予定派遣、派遣)も検討してみてはいかがでしょうか。

 将来に向けて今はどんな働き方を選ぶべきか、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

https://www.k-pharmalink.co.jp/contents/knowhow/think/

転職ノウハウ3:ライフステージに合った転職先を考える

 約40年の薬剤師人生の間には、さまざまなライフイベントが起こります。女性の場合は出産や育児などで現場を離れなければならないこともありますし、介護は男女問わず家族を持つすべての人に関わる問題です。幸い、薬剤師はブランクがあってもパートや派遣で復職しやすい職業です。ライフステージの変化に合わせて最適な働き方を考えましょう。

 また、薬剤師が育児休業や介護休業を取るには、一定期間同じ職場で勤務をしている必要があります。やみくもに職場を変えて必要な休業が取れなくなったのでは困るので、転職の際はタイミングもよく検討しましょう。

 ライフステージに合わせた転職活動について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

https://www.k-pharmalink.co.jp/contents/knowhow/find/

転職ノウハウ4:客観的な情報や転職のプロのアドバイスも参考にする

 転職エージェントを利用すれば、求人サイト等に掲載されていない情報や業界動向、エージェント自身の経験に裏付けられた転職アドバイスを得ることができます。豊富な求人情報から希望に合った求人を効率よく見つけられるだけでなく、客観的な視点から書類の書き方や面接の準備のアドバイスまでさまざまなサポートも受けられるので、転職活動の際はぜひ相談無料の転職エージェントを利用してみることをおすすめします。

 信頼できる転職エージェントとの出会いは転職の失敗リスクを回避することにつながります。ミスマッチを防ぐために、複数のエージェントに登録してキャリアカウンセラーとの相性をチェックするのもおすすめです。

 転職エージェントのメリットや活用法について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

https://www.k-pharmalink.co.jp/contents/knowhow/use/

 また、それらに加えて薬剤師の場合は「特定の診療科に特化したい」のか、「薬学に関する総合的な知識を得たい」のかによっても転職先の探し方が異なってきます。

 接客や営業などの対人業務と、調剤や処方監査などの対物業務のどちらに適正があるのかも考慮した上で、自分らしく働ける職場を探しましょう。

転職は専門知識を持つエージェントに相談を

 公開されている求人情報から自力で転職先を探すだけでは、自分の希望に沿った転職先候補を見落としてしまうかもしれません。薬剤師の転職や派遣をサポートするファーマリンクでは、「高額年収」「残業5時間/月以内」「ブランクOK」などの条件から、あなたらしく働ける求人を紹介しています。まずはお気軽にご相談ください。

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監修者のご紹介

星野 匡宣(薬剤師)

1998年、昭和薬科大学卒。多摩大学大学院にてMBA取得。
調剤薬局チェーンにてマネージャーを経験後、2009年にファーマリンクに入社。現在は、2023年にファーマリンクと合併したブラン・ド・ブランの執行役員。キャリアカウンセラーとしても活躍中。

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