- 特徴
- ■私たちキャリアカウンセラーも皆さんと同じ “現場経験のある薬剤師” なので、細かいフォローにも自信あり!
■まずは相談からでも遠慮なくお問い合わせください。
□千葉県松戸市にある調剤薬局です。
- お仕事内容
- 保険調剤
- 勤務地
- 千葉県松戸市松戸新田
千葉県の薬剤師求人
千葉県内には約2420店舗の薬局があり、約8500人の薬剤師が活躍しています。
求人条件は地域により差があり、都心部から離れるほど人手不足のため、高時給・高年収となる傾向があります。地元密着型の中規模チェーン店も含め、近年は在宅やかかりつけ薬局にも力を入れているため、採用の際は、薬の知識だけでなく、高いコミュニケーション能力を求められます。
出典:厚生労働省「令和2年(2020年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」
出典:厚生労働省「令和3(2021)年医療施設(動態)調査・病院報告の概況」
出典:ファーマリンクWeb掲載求人集計(2023年自社調査)
千葉県の薬剤師求人は、薬剤師国家試験合格者が順当に出ており、横ばいです。2022年の春くらいから正社員の採用熱も徐々に戻り始めましたが、いわゆる0402通知以降に調剤補助制度の導入も進み特に大型店では薬剤師の退職後に調剤事務員を採用する動きもあります。薬の知識だけでなく周囲との協力姿勢やコミュニケーション能力もより問われるようになり、転職難易度はコロナ禍前よりは厳しい状態が続いています。パートは募集自体が全体的に少ない状況が続いています。 地域別にみると、 都内に隣接している市川市・柏市・松戸市と薬学部がある船橋市の求人は概ね充足しています。千葉市・野田市・内房・外房エリアになるとまだ人手不足による求人が出ています。しかし人手不足が続いている外房・内房エリアではまだ高年収・高時給を期待できます(土曜日勤務や夜遅い時間が勤務できることが条件として付いてきます)。 採用側は「夜20時までできる」「土曜日の勤務も可能」等、勤務時間に融通が効く方を第一優先とするので、正社員・パート・派遣ともに、就業を継続したい場合には、勤務曜日・時間等を融通する必要があります。
正社員・パート・派遣と比較的柔軟に相談が可能です。外房地区では小規模の薬局が多く、常勤薬剤師も少ないため、一人あたりの仕事量が多く、迅速に業務を多くこなせる薬剤師が求められており、その分年収は一般薬剤師でも550万円~などの高年収案件も比較的出やすいです。また、ドラッグストアや調剤併設ドラッグストアが多く、県内異動をする中で、様々な経験を積んでもらうケースも見受けられます。 薬剤師の正社員求人は引き続き活発で、平均年収も大きくは変動していません。パート求人については他の地域と同じように夜遅い時間帯や土曜日の求人は引き続き継続されていますが、午前中や17時までの時短求人は非常に少なくなっており、公立病院門前や福祉施設などに限られます。 派遣求人については、ここ数年の薬剤師国家試験合格者数が相当数続いたことと調剤報酬改定等による影響から、春から夏にかけては一気に減少します。その後、晩秋から翌年の花粉症シーズンにかけての繁忙期には求人数がまた増えるというサイクルを繰り返しています。
千葉県には全国規模のスーパーや、大手のドラッグストアが本社を構えています。その中には有休を絡めた長期休暇をとることを推奨したりと、働く薬剤師にはとても手厚く、休みやすい環境を用意していると宣言している企業もあります。また薬剤師が安心して働けるように、過誤を防止するためのシステム機器導入を積極的にする企業も増えてきています。 また制度面では働き方改革の推進や、労働者に関するコンプライアンス遵守に注力する企業も出てきています。例えば有休の時間取得等も可能になる等、働く人の急な予定等にも対応してくれる求人も出てきています。研修制度ではe-ラーニングの導入はもちろん認定薬剤師の取得費用の補助等、働く薬剤師のスキルアップを積極的に支援している企業も多くあります。単純に給与だけで企業を比較するのではなく、これらの様に、「働く薬剤師を大切にしているかどうか」という事も、今後長く勤める転職先を選ぶ際のポイントになります。
(2023年7月21日更新)
1998年、昭和薬科大学卒。多摩大学大学院にてMBA取得。
調剤薬局チェーンにてマネージャーを経験後、2009年にファーマリンクに入社。現在は、2023年にファーマリンクと合併したブラン・ド・ブランの執行役員。キャリアカウンセラーとしても活躍中。