薬剤師の仕事を育児と両立するにはパートや派遣などの雇用形態が適しています。

薬剤師のパート勤務は高時給?!育児と両立したいママ薬剤師におすすめ!

腕を組む笑顔の女性薬剤師

 薬剤師の資格を持っている女性のなかには、出産をきっかけに職を離れてしまう方も少なくありません。しかし一方で、出産後に派遣やパートという雇用形態で職場復帰を果たすママ薬剤師もたくさんいます。薬剤師の仕事を家事・育児と両立するには、どのような働き方が適しているのでしょうか。

育児と薬剤師の仕事は両立できる?

 子どもが生まれてママになれば、子どもがある程度大きくなるまではフルタイムで働くことが難しいかもしれません。しかし、薬剤師は派遣やパートであっても一般的な職種に比べて時給が高い職種です。限られた時間でも、働くことができれば薬剤師という専門性が家計の助けになることは間違いないでしょう。

 育児と薬剤師の仕事を両立させるために重要なのは、給与だけではありません。子どものことを最優先に考えるなら、勤務時間や休みの取りやすさが見逃せない条件に入ってくるはず。また、転勤に対応する義務があるか否かも生活に大きく関わってくるので、事前に確認しておく必要があります。こうした勤務時間や転勤の問題さえクリアできれば、薬剤師の仕事と育児の両立は十分可能といえます。

ママ薬剤師の働き方は大きく3種類

 ママ薬剤師として働く際には、「正社員」「派遣」「パート」から雇用形態を選択することになります。それぞれのメリット・デメリットを見比べて、自分の希望に合った求人募集を探しましょう。

正社員

 薬剤師の年間給与は、一般的に薬局勤めで450~550万円、病院勤めで350~450万円といわれています。正社員として働く最大のメリットは、「収入を維持できる」という点。正社員ならボーナスや将来的な退職金などの収入も見込めるため、生活が安定すると考えられます。正社員として働いていれば、昇進や昇給などのキャリアアップのチャンスもあり、産前産後休暇、育児休暇取得後に正社員として職場に復帰するのもよいでしょう。

 

 正社員のデメリットとしては、拘束時間が長いため、家事や育児に十分な時間がかけられないという点が挙げられます。職場や家族からの理解が得られなければ、仕事と育児の両立は難しくなってしまいます。

派遣

 最近では薬剤師派遣会社に登録し、薬局やドラッグストアで派遣社員として働く薬剤師が増えています。派遣薬剤師の時給は2,400~3,000円ともいわれ、他の職種と比べて高額な時給を得られる点が魅力です。また、正社員と違って「残業するかどうかを選択できる」「有給が取得しやすい」といったメリットもあるため、育児との両立に向いている雇用形態といえます。

 派遣のデメリットは、契約更新が「必ずできるとは限らない」ため、長期的にみるとやや不安定であること。たとえ居心地のいい薬局やドラッグストアでも、正社員やパートが採用できたりすれば、あっさり雇用終了……となってしまうケースは少なくありません。

パート

 仕事と育児をもっとも両立しやすい雇用形態がパートといわれています。理由は「制限の少なさ」です。パートは正社員や派遣と比べ背負う責任が少なく、働く時間や曜日などを比較的自由に設定できます。そのため、突発的な出来事が多い育児との相性は抜群。給与を見ても平均時給は1,800~2,200円と高額であり、収入の少なさに悩むこともないでしょう。

 デメリットは正社員に比べれば、やや安定性に欠けることです。薬局やドラッグストアとの直接契約となるため長期で働けるケースもありますが、雇用先の経営状態によっては正社員よりも先に解雇されてしまうリスクを覚悟しなければなりません。また、正社員同様、本来の業務(調剤・鑑査・投薬)以外にレジ対応等、状況に応じて柔軟に対応することが求められます。

扶養の範囲内で働くならパートがおすすめ

 育児との両立を考えると、おすすめの雇用形態は「パート」です。理由としては、「制限が少ない」という点に加えて「年収が扶養の範囲内に納まりやすい」ことがあげられます。

 扶養の範囲で働けば税金や社会保険料(厚生年金と健康保険料)が控除されるだけでなく、世帯主である夫の所得税も安くなります。収入を扶養の範囲に収めたい場合は、勤務時間がコントロールしやすいパートが適しているでしょう。 とはいえ、薬剤師は高給が見込める仕事です。扶養の範囲を気にせず仕事をしたほうが効率的なケースもあるため、状況次第ではより高収入な「派遣」という働き方も検討してみましょう。

求人情報を見比べよう

 薬剤師には一般的に「正社員」「派遣」「パート」の3つの雇用形態があります。より子どもとの時間を大切にしたいのであれば、時間に比較的融通が利く派遣やパートがおすすめです。もちろん、派遣会社やドラッグストアなどによって時給や勤務形態は異なるため、さまざまな求人情報を見比べてじっくり検討することをおすすめします。

2019年3月11日掲載

監修:星野匡宣(薬剤師)

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