登録販売者の管理者要件改正で採用トレンドどう変わった?

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【2023年版】登録販売者の管理者要件改正で採用トレンドどう変わった?

2024年3月6日更新

 今回は、「管理者要件の変更」と「採用状況のトレンド」に関するコラムをお送りします。

管理者要件の変更

 管理者要件の変更が令和5年4月1日付で施行されました。

 「2年以上」という縛りがなくなったことで、「自分も管理者要件を満たすのでは?」という方もいらっしゃると思います。

 2023年4月1日現在の管理者要件を満たすパターンを整理すると、下記のようになります。


  1. 1.過去5年以内に従事期間が2年以上かつ累計1,920時間以上の従事経験がある
  2. 2.①②③を全て満たす *2023年4月1日追加(緩和により)
    1.  ①過去5年以内に通算して1年以上かつ累計1,920 時間以上の従事経験がある
    2.  ②継続的な研修(外部の研修。年に2回、12時間以上)を受講している
    3.  ③追加的な研修(厚生労働大臣に届出をおこなった機関の実施するもの。6時間以上)を受講している
  3. 3.①②を全て満たす *2023年4月1日追加(緩和により)
    1.  ①通算して1年以上かつ累計1,920 時間以上の従事経験がある
    2.  ②店舗管理者等での就業経験がある(時間数などの規定は特になし)

 継続的な研修(定期的かつ継続的に12時間以上)は、管理者要件を満たしたあとも毎年「受講する必要」があります。

 追加的な研修(6時間以上)は、管理者要件を満たしたあとも毎年「受講することが望ましい」とされていますが、下記で記載する採用状況等への対応、自分自身のスキルの維持・向上のためにも、追加的な研修も毎年受けておくのがベストです。

(参考資料:厚生労働省「登録販売者制度の取扱い等について」令和5年3月31日通知

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採用状況のトレンド

 現在の傾向としては下記の2点があります。

採用の可能性が広がった

 まず1点目は、上述の「管理者要件の変更」に関連して、“採用の可能性が広まった”という点です。

 以前であれば「2年以上」という壁が採用条件に反映されることが多かったですが、通算して1年以上かつ累計1,920 時間以上の実務従事経験があれば検討するというケースが増えました。

 このパターンでは、継続的な研修(12時間)と追加的な研修(6時間)を受ければよく、その研修のハードルが高いわけでもありません。

若手の採用に積極的

 2点目は、軒並み、20代~30代の、次代を担う方の採用に積極的という点です。管理者要件ある方はもちろん、「間もなく管理者要件を見込める」方も、採用側としては今後の配置を検討しやすいためです。40代では、店長などの経験がある(もしくは、管理者要件がある)方以外の採用へのハードルは高い状況が続いています。

 20代・30代であれば「登録販売者試験に合格してまだ管理者要件は満たしていない」という方も、短期間でのキャリアアップ・年収アップを狙える可能性が出てきます。


 一方で、上記の改正を機にこの道を目指そうという人が増える可能性もあるため、今後ライバルが増えてくるかもしれません。


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監修者のご紹介

星野 匡宣(薬剤師)

1998年、昭和薬科大学卒。多摩大学大学院にてMBA取得。
調剤薬局チェーンにてマネージャーを経験後、2009年にファーマリンクに入社。現在は、2023年にファーマリンクと合併したブラン・ド・ブランの執行役員。キャリアカウンセラーとしても活躍中。

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