派遣薬剤師の給与の仕組みはどうなっているの? 派遣で働くメリットは?

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派遣社員にボーナスはありますか? 派遣薬剤師で働くメリットは?

派遣薬剤師にボーナスはある? | ファーマリンク - 薬剤師の転職・求人・派遣
2020年9月25日更新

基本的にボーナスの支給はない

あらかじめ登録しておいた派遣元の会社から派遣先の会社の紹介があり、その派遣先で一定の期間を定めて雇用されるという働き方が、一般的な派遣社員としての働き方になります。派遣期間が終わると、雇用期間も終了となります。こうした派遣社員の形式を「登録型派遣」といい、これは「一般派遣」とも呼ばれています。この登録型派遣として働く場合、基本的にボーナスの支給はありません。

ボーナスの支給があるケース

派遣社員として働く際の形態によってはボーナスが出る場合もあります。一般派遣以外にも「特定派遣」と呼ばれる派遣社員がおり、これは「常用型派遣」とも呼ばれています。一般派遣と異なり、派遣元の社員として正規雇用され、別の仕事場へと派遣されて働くという働き方です。派遣期間が終了しても、雇用元は派遣会社のため、雇用期間は終了しません。そのため、特定派遣として働く場合は、雇用元である派遣会社の会社規定によって、ボーナスが支給される可能性があります。

登録型派遣における派遣社員の給与の仕組み

一般派遣で働く社員に払われる給与は、派遣元の会社が派遣先の会社に請求する金額の中から払われます。派遣元が請求する金額は、あらかじめ派遣元と派遣先で設定した、派遣社員の労働単価×働いた時間分です。例えば1時間あたりの労働単価が2,000円であれば、100時間働くと2,000×100で20万円の請求が派遣元から派遣先に行くことになります。派遣先からすると、このようにシンプルな計算に基づいた金額を派遣元に支払う仕組みは、派遣社員を導入する大きなメリットとなっています。正社員のような、交通費、社会保険料、ボーナスなどに細分化された形態ではないため、お金の流れが分かりやすく導入しやすいのです。

派遣社員の給与は、このような仕組みによって成り立っているため、基本的にボーナスという考え方はありません。もしもボーナスを重視するのであれば、就職の形として正社員、特定派遣、紹介予定派遣などを選んでみてはいかがでしょうか。

派遣薬剤師で働くメリット

ボーナスがない一方で、派遣薬剤師には正社員と比べて時給が高い場合があるなどのメリットがあります。条件によっては年収700万円に届く場合もあります(2019年実績)。 このように時給が高い理由のひとつは、派遣薬剤師は派遣会社に在籍しておりその能力に信用が生まれるからです。

また時給だけでなく、派遣会社は法律によって派遣労働者のスキルアップにつながる教育研修制度の整備が義務化(2015年9月30日労働者派遣法改正)されており、さらに2020年4月施行のいわゆる「パートタイム・有期雇用労働法(同一労働同一賃金制度)」により、正規職員と同等の福利厚生を派遣労働者にも整える必要があります。 つまり派遣薬剤師という働き方は、多様な働き方を選択できるだけでなく高い時給や整った手当を得ることが可能な働き方と言えるのです。

派遣薬剤師には、直接雇用ではないことでのメリットもあります。 それは、派遣会社の担当者に時給や待遇の交渉を代行をしてもらえること。 直接雇用の場合は上司に「給与を上げて欲しい」と言いづらいかもしれません。 派遣社員であれば派遣会社が直接交渉を行ってくれるため、気まずい思いをせずに不満を解消することができます。 さらに職場での人間関係のトラブル時なども柔軟に対応しやすいという点もあります。

その他にも、派遣薬剤師には以下のようなメリットがあります。

勤務先を選べる

派遣薬剤師は、自分の希望に合った求人を選択することができます。 そのためには、登録をした派遣会社のキャリアカウンセラーに条件を明確に伝えなくてはいけません。 収入はいくら欲しいか、週に何日出勤したいか、休みは何日欲しいか、どの時間帯で働きたいかなどの希望を伝えれば条件に合った求人を提示してもらえます。 条件に優先順位を付けてカウンセラーに伝えることで、希望の求人を見つけられる可能性は高くなります。

勤務時間を調整できる

また、派遣薬剤師であれば勤務期間を調整することもできます。 求人によって勤務期間は短期から長期まで様々なので、短期間でまとまったお金を稼ぎたいという場合でもそれが可能となります。 このような勤務体系は正社員では難しく、派遣薬剤師メリットのひとつであるといえます。

正社員への道もある

派遣社員から正社員になるための制度も存在します。 紹介予定派遣という働き方で、派遣薬剤師として勤務し派遣先と合意すれば正社員として直接雇用される制度のことです。 派遣期間は最長で6ヶ月と定められており、派遣薬剤師と派遣先の双方が互いに適正を見極められる試用期間のような制度であるといえます。 派遣社員として期間を決めて働きながら、適性を探ったあとに正社員になるので慎重に転職先を決めたいという方にはぴったりです。

このように、派遣薬剤師は様々な希望条件をかなえることができる働き方です。 働く上での希望や優先順位を整理しておくことで、派遣薬剤師ならではのメリットを活用することができます。

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監修者のご紹介

星野 匡宣(薬剤師)

1998年、昭和薬科大学卒。多摩大学大学院にてMBA取得。
調剤薬局チェーンにてマネージャーを経験後、2009年にファーマリンクに入社。現在は、2023年にファーマリンクと合併したブラン・ド・ブランの執行役員。キャリアカウンセラーとしても活躍中。

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